
電源コードが断線してしまった時の修理の仕方を解説します。
誰しもお気に入りの家電や機器の電源が突然点かなくなったりして困った経験があると思います。実は自分で直せる場合も多いです。
注意事項
修理は自己責任で行ってください。万が一導線がショートした状態で通電した場合、発火の恐れがあります。
必ず通電していない状態で被覆を剥きましょう。
- 断線箇所が機器側に近い場合などは修理が難しい場合がある
必要なもの
- カッターまたはワイヤーストリッパー
- 新しいコンセントプラグ(既製品を再利用できない)
- 裸端子(必要に応じて)
- 圧着ペンチ(必要に応じて)
修理手順
STEP1.断線箇所の特定
断線箇所の特定では電源が入ったり入らなかったりする箇所をコードをくねくねさせながら探っていきます。
電源スイッチが常時ONにできない場合などはこの方法は難しいですが、電源を入れたままにしておける場合は大体この方法でわかります。
STEP2.断線部分をカット
断線している箇所が特定できたらその箇所よりも少しずらして取り除きます。
STEP3.断線箇所の被覆を剥く
断線箇所を取り除いて使える方の被覆を剥きます。
被覆を剥く時カッターを使ったりワイヤーストリッパーで剥いたりします。
被覆の剥き方はシールド制作の記事で詳しく解説してます。
カッターを使うよりもワイヤーストリッパーで剥く方が簡単に剥くことができます。
STEP4.導線にY型端子を取り付ける
コンセントの取り付け部分に電線を巻き付ける方法でも可能ですがより確実に接続するために裸端子を取り付けます。
STEP5.コンセントプラグに接続する
コンセントプラグにねじ止めしますが導線をそのまま取り付ける場合は時計回りになるように巻き付けましょう。
※逆向きに巻きつけるとネジを締めていくとほどける方向に力が働いてしまいます。
電源コードの形に気をつける
コンセントプラグを使用して直す際に丸型のコードと平形のコードがあり対応しているプラグの形状が異なります。
平形のコードはうどんのきしめんのような形状をしています。家電製品の多くは平形のプラグを使用することが多いでしょう。
上記のものは基本的にホームセンターに行くと手に入ります。