
せっかく買ったシンバルが割れてしまうとすごくショックですよね。
ですが割れたシンバルにもまだ使える活用方法があります。
割れた箇所を削ってビビりを解消
シンバルが割れていると嫌なビビりの音が発生して音楽的には汚い音が鳴ってしまいます。
一般的には好まれない音だと思いますが音楽は自由なのであえて使うのもありです。
しかしそのまま使い続けると割れた箇所がどんどん広がっていってしまいますのであまりおすすめできません。
割れた箇所の進行を防ぐのであれば割れた箇所を取り除くしかありません。
手作業で削る
手作業で削る場合は金属用の糸鋸を使います。
使用するもの
- 金属用の糸ノコ
- 仕上げ用のやすり
メリット
- 安全
- 費用が安い
- 手軽
デメリット
- 遅い
- 疲れる
ディスクグラインダーで削る
シンバルを削るとなると流石に手動だと時間がかかりすぎるし大変だという方は電動工具のディスクグラインダーを使用します。
※ディスクグラインダーは非常に危険な工具なので必ず保護ゴーグル、手袋など装着しましょう。
使用するもの
- ディスクグラインダー
- ペーパー砥石
- 保護ゴーグル
- 手袋
- 仕上げやすり
メリット
- 早い
- 疲れない
デメリット
- 焼ける可能性がある
- 多少の危険がある
- 揃えるものが多い
高速回転している砥石が金属を削り取ってくれるので短時間で綺麗に削ることができます。
注意:グラインダーを当てる時間が長すぎると熱で変色する場合があります。
ディスクグラインダーを持っていないという方はお近くのホームセンターでレンタルをしましょう。
コメリだとレンタル金額が1日¥580-でレンタル可能だそうです。切断砥石は別売りということなので別途用意する必要があります。
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別売りの砥石はペーパー砥石の方がやりやすいです。
ペーパー砥石は荒めのサンドペーパーが何枚か重なっているタイプの砥石です。
だんだんと割れてる最終地点まで削り進めていくようなイメージで削っていけるため調整がしやすいです。
ディスクグラインダーの電源OFFを確認してコンセントをさす
コンセントに刺す時に電源ONのまま刺すとコンセントにさした瞬間にディスクグラインダーが暴れ出すため必ず確認しましょう。
両手でしっかり持つ
電源を入れる際は結構な衝撃がある為しっかりと両手で持った状態で電源を入れるようにしましょう。
最初は結構な衝撃にびっくりすると思いますので慎重すぎるくらいで大丈夫です。
削る
割れている箇所を何度も撫でるようにして削り進めていきます。相当な削りかすが出るのと高温になる為絶対に素手で触らないようにしましょう。
仕上げのバリ取り
ディスクグラインダーで削っただけだと角ができてしまいそのままだと演奏中に触ることができない為サンドペーパーでバリを取っていきます。
手元の800番のサンドペーパーしかなかったのでこれのみで磨いていきます。
触っても引っかかりがなくなれば完成です。
ディスクグラインダーで削った様子
実際の作業風景を動画に撮ったので参考にしていただければと思います。
編集で少しカットしてますが5分くらいで完成します。
好きな形にカットしてアクセサリーやストラップにする
自分で買ったシンバルでライブや練習を共にした機材であれば思い出を捨てるのは勿体無いがそのままだと場所を取ってしまうということであればいっそのこと小さなアクセサリーで新たな使い道を模索するのはいかがでしょうか。
先ほどのディスクグラインダーで好きな形にカットします。
カットした部分を丁寧にやすりがけして触れても怪我をしないように整えます。
アクセサリー用に金属用ドリルで穴を開けます。
アクセサリー用の紐などを取り付ければおしゃれなアクセサリーなどができます。
売却する
そのまま売却してもいいですが、割れた部分をカットするという少しの加工でフリマサイトなどで買ってくれる人が結構います。
リペアされてるものだと3000円くらいで売れていると思います。